消費者金融に対する過払い金請求について

最近よくテレビコマーシャルなどで過払い金請求をことを見聞きします。過払い金とは払い過ぎた利息のことで、取り戻すことが出来るのです。ではなぜ、払い過ぎた利息が発生するのかと言いますと、多くの消費者金融などが以前は利息制限法の上限金利を超える金利を採用してお金を貸していたのです。貸金業法にはみなし弁済規定があり、一定の要件を満たした場合には利息制限法の上限金利を超えた金利を課すことは有効とされていたのです。

その為多くの消費者金融は出資法の罰則規定に抵触しない程度の高金利を利用者に課していました。この利息制限法の上限金利を超えた金利から出資法の罰則規定がある金利までをグレーゾーン金利と呼んでいました。しかし最高裁判決によって、このグレーゾーン金利は違法との判決が下されました。それによって法改正も行われ出資法の上限金利が利息制限法の上限金利と同水準にまで引き下げられました。

このことにより過去に支払った本来無効である金利を返還請求することが可能となりました。この過払い金請求は自分一人で行うことも可能ですが、なかなか業者側が対応してくれない場合があります。また全ての過払い金を取り戻すことが出来ず、5割程度の返還になってしまう場合もあります。しかし弁護士などの専門家に依頼すれば、より多くの過払い金を取り戻すことが可能となります。

一般的には8割程度の回収が可能で、もし100%の回収を望んでいる場合には訴訟提起を検討する必要があります。過払い金の請求のことならこちら

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