自分の過去の金融会社との取引において過払いがあるという事実が確認できると返還請求でお金を返してもらうことができます。この返還請求を行うと、過払いが認められるとお金が戻ってくるわけですが、実際に返還請求をしたらどのくらいの期間で手元にお金が戻ってくるのかは気になるものです。これはすぐにお金が返ってくることはほぼありません。大体、2か月や3か月、長いと半年から一年ほど時間がかかることがあります。
単純に考えると、そもそも過払いがある事実が判明しているのですから、金融会社はそれに応じて口座へお金を振り込めばよいだけの話であり、どうしてそのように時間がかかるのか不思議に感じるものです。時間がかかる理由はいくつかありますが、基本的に過払い金の有無の確認などやるべき作業が多く、様々な書類が必要となること、また裁判所を通すことになることも一つの要因です。これからお金を返還してもらおうと考えているなら、このように数か月は時間がかかることをしっかりと理解しておきましょう。この返還請求は自分で行うこともできますが、当然ながらスピードを考えると弁護士に依頼するほうが格段にスピードは速いです。
自分で返還請求する場合はどうやって請求の手続きをするのかなど、調べることがあまりにも多いので、弁護士の倍以上の時間がかかることも十分にありえます。少しでも早く過払い問題に決着をつけたいなら専門家に依頼をしてサポートしてもらいましょう。