近年では金融業者が行っている、カードローンやキャッシングなどのサービスが使いやすい環境になっていることもあって、手軽にお金の融資が受けやすくなっています。簡単な手続きだけで融資を受けることが可能なために、借金を抱えてしまう人が増加していると言えます。返済期限が来ても借り入れを行った金額の返済ができない人の場合には、救済措置として法的な手続きによって解決する債務整理という方法を利用できます。債務整理の方法について認知している人であっても、どのような手続きがあるのかについてや、どこに相談すれば良いのかわからない人も多いでしょう。
また、債務整理の手続きは法的なものとなりますので、法律の知識を一切持っていない人であれば、自分ひとりで手続きを進めることは非常に困難なものとなります。借金問題を抱えてしまって相談を行いたいときには、弁護士事務所に相談することによって解決方法を提案してもらうことが可能です。ひと口に債務整理と言ってもいくつかの手続きがあって、多くの人が聞いたことがあるものとしては自己破産があります。自己破産は裁判所に申し立てを行うことによって、免責の許可を受ける手続きで、借金の支払い義務を免除してもらえます。
逆に任意整理の手続きでは、裁判所への申し立てを行いませんので、弁護士や司法書士に依頼をして法律の専門家に代理人になってもらうことで、金融業者と和解の交渉をしてもらって借金額を減額して返済していきます。